先日、長く一緒に暮らした愛犬 Laki(チワワ / 11歳) を見送りました。
小さな体で人見知り。抱っこを許すのは家族や、心を許した人だけ。
その慎重さが、私にとってはたまらなく大切な性格でした。
うちは多頭飼いで、4匹の犬たちと暮らしています。
Lakiはその中でも一番体の小さな子でした。
17歳のダックスを兄のように慕い、散歩はいつも一緒に。
体格差のある2匹が横に並んで歩く姿は、とても愛しい時間でした。
11月中旬
先代犬を納骨したお寺へ向かい、静かに葬儀を行いました。
家族にとっての「お別れ」は、言葉を重ねても説明できないものです。
ただ、確かに言えるのは、最後にどんな花を添えるかが、
その子の生きた時間を包み込むということです。
■棺に添えた花(花屋の視点)
Lakiの棺には次の花を選びました。
ピンポンマム(ピンク)
カーネーション(薄黄色)
スプレーカーネーション(白)
スプレーストック(白)
デンファレ(ピンク)
HBスターチス(淡い紫)
温かみのある咲き方と色を基準にしました。
ペットのお別れ花は、派手な色より柔らかなトーンを選ばれるご家族が多いです。
でも、その子の性格に合わせて選ぶのが一番自然です。
ピンポンマムは丸い姿が柔らかく、張りつめた気持ちを少し和らげます。
スプレーカーネーションは花付きがよく、余白を優しく埋めてくれます。
ストックは香りが穏やかで、呼吸が深くなりました。
デンファレは花弁が崩れにくく、見送りの時間まで綺麗な姿を保ってくれます。
HBスターチスは色が落ちにくく、記憶の残り方を支えてくれます。
花の仕事をしていても、自分の家族を見送る時は仕事の視点では考えられません。
この子に合うかどうか。
一緒に過ごした時間を思い浮かべながら、一輪ずつ手を添えました。
■命と向き合うということ
ペットの葬儀は、悲しみを整理するための儀式ではありません。
その子が生きてくれた証を、家族で確かめる時間だと思っています。
最期の花を選ぶ時「この子にはどんな花が合うだろう」
自然にその問いが浮かびます。
手を動かし、色を見つめ、咲き方を確かめて、
“ありがとう”を静かに置いていきます。
その行為が感情を整え、現実を受け入れる力にもなります。
泣くことは弱さではなく、ここまで一緒に生きてくれてありがとう
という気持ちが自然に涙になるのだと思いました。
■ペットのお別れ花
お別れのお花は迷って大丈夫です。
次のどれかに寄せると選びやすくなります。
その子の性格(活発 / 大人しい / マイペース)
よく身につけていた色(首輪・洋服・ハーネス)
家族が大切にしていた日常の姿
その子に似合う花を選ぶだけで、見送りの時間の意味が変わります。
■突然のお別れの場合は
ペットとのお別れは突然訪れます。
言葉がまとまらなくても大丈夫です。
お聞きできる範囲で確認し、お花をご用意します。
可能な範囲で当日対応もいたします。
急ぎの際はお電話が確実です。
TEL:0587-81-6557
「お別れのお花」とだけお伝えいただければ大丈夫です。

