花を見ていると言葉では説明できない「生き方の美しさ」に出会うことがあります。
咲くことも枯れることもすべてが自然で潔い。
花はいつも黙って“生きる意味”を教えてくれる気がします。
市場で仕入れた一輪の花に目が留まる瞬間があります。
なぜこの花に惹かれたのか?自分でもうまく説明できないこともあります。
でもそういう花ほど誰かの心に届くんです。
「花を選ぶ」というより「花に選ばれている」ような気がすることもあります。
お店で水をあげながら茎を整えていると花たちが静かに呼吸を整えるように見え
こちらの心も不思議と穏やかになっていきます。
咲くときは精一杯。終わるときは静かに。
花の一生はほんの短いのに、その中に“すべて”が詰まっている気がします。
わたしたちもきっと同じ。
思いどおりにならない日があっても心を込めて過ごした時間はちゃんと美しく残る。
花はそれを毎日見せてくれているのだと思います。
花が教えてくれることは、いつも“生きることのリズム”焦らず飾らずありのままに。
それが花に教わったいちばん大切なことです。

